森・濱田松本法律事務所 RECRUITMENT

弁護士&スタッフ座談会

弁護士、秘書、パラリーガルは、日頃どのようなかたちで連携しているのか? 所外からはなかなか見えないその関係性について、実際に現場を担うメンバーに語り合ってもらいました。

パートナー弁護士O

(2003年弁護士登録)

秘書S

(2011年入所)

秘書N

(2014年入所)

パラリーガルO

(2004年入所)

すごくアットホームで、親しみやすい事務所です

――まず、スタッフの皆さんが、法律事務所を就職先に考えたきっかけは何だったのでしょうか。

パラO

私の場合は、大学の就職課で資料を見ていたら、たまたまうちの事務所のパンフレットが目に留まって、「こういう進路もあるんだ」と興味を持ったのが始まりでした。女性が大勢働いているという点も魅力ですね。

秘書N

私は法律事務所全般をチェックしていて、各所の説明会や面接を受けるうちに、最も雰囲気が気に入ったこの事務所に決めました。なんだかすごくアットホームで、親しみやすかったんですよね。

パラO

うん、それは私も早い段階で感じました。皆さん誰もがすごく気さくだったので、これならなんとかやっていけるのではないかと、安心しましたね。

秘書S

私は大学時代に、国会議員の事務所でインターンをやっていた経験があるんです。そこで議員秘書の方の仕事ぶりを間近で見て、誰かをサポートする仕事をしたいと思うようになり、この職種に関心を持ちました。法学部に所属していて、法律事務所について耳にすることがあったので調べてみると、弁護士秘書というのもあるんだ、と。

効率よく案件をこなすためには、スタッフ間のコミュニケーションが重要

――皆さんの業務上の関わり合い方は?

弁護士O

案件のサイズによって、1人の弁護士が担当するもの、複数人で担当するものに分かれますが、うちの事務所ではすべての弁護士に秘書がついていますので、案件ごとに協働する秘書の数も増減します。また、専門性の高い案件になると、パラリーガルにも案件に入ってもらい、ドキュメンテーション等の作業をお願いすることもありますね。

秘書S

本当に、案件の内容によって秘書がサポートする業務も様々です。パラリーガルもまた然りですよね。

パラO

そうですね。やらなければならない業務は、その都度異なります。

弁護士O

ありがたいことに、我々の事務所は非常に多くのご依頼をいただいていますから、効率よく案件をこなすためには、スタッフ間の意思疎通、コミュニケーションが重要だと思います。

秘書N

秘書として難しいのは、弁護士によってサポートすべきポイントが微妙に違うこと。入所当時はそのあたりの機微がわからなくて苦労しました。

秘書S

たしかに。私はO先生に付いて数年になりますが、最初は案件の流れや今何を必要とされているか分からず戸惑うこともありました。でも先生は些細な質問にも丁寧に答えて下さいますし、先輩秘書の方々に助けて頂き、次第に案件の進捗や弁護士の状況等を考えながら、先回りして仕事を進めるように意識できるようになったと思います。

定期的な食事会が、連携強化に役立っています

弁護士O

担当する弁護士が、パートナーなのかアソシエイトなのかによっても、作業領域が変わってきます。アソシエイトの頃はクライアントワークが中心になりますが、パートナーになると事務所の運営面にも携わるようになりますから。

秘書S

クライアントワークの場合であれば、様々な提出書類の作成・準備や文書の細かい形式チェックなど、秘書同士やパラリーガルの方と作業の分担や段取りについて密にやり取りをする必要があるので、いっそう横の繋がりが重要になります。

弁護士O

時にはチームを跨いだプロジェクトもありますしね。つい先日も、複数の弁護士と共同で本を執筆していたので、秘書に間に入っていろいろ世話を焼いてもらったところです。

秘書N

どうしても作業が追いつかない時には、所内でSOSを出すと、手の空いている方が作業の分担を名乗り出てくれる慣習があるのも、ありがたいですね。自分も余裕がある時は、積極的に他の方のお手伝いをしたいと思えますし。

秘書S

その意味では、定期的に食事会があるのは、コミュニケーションや横の連携強化の点で、すごく役に立っていると思います。1つの案件が終わった時に打ち上げをやったり、あるいは同じ部屋の弁護士とその担当秘書等で定期的に"島会"を開催したりする風土があるので、弁護士の先生はもちろん、他のスタッフの皆さんとも交流できます。

パラO

うん、パラリーガルは固定的に特定の弁護士とだけ仕事を行うのではなく、案件ごとに色々な弁護士と関わるので、なおさら打ち上げは貴重な場ですよ。

弁護士O

そういったオフの場では、弁護士も小難しい法律の話はほとんどしないですしね。

秘書N

時間がある日は、ランチに連れて行っていただくこともあるんですが、そういう席では業務と直接関係のない話が気軽にできるのでありがたいです。

弁護士O

もちろん、普段は仕事の話しかしない、ということではないですけどね。所内ですれ違えば他愛のない雑談もよくします。ただ、ちょっとした困り事とか、わざわざ時間を割いては相談しにくいようなことを、ランチのついでに話し合ったりしています。

どんなに優秀な弁護士でも、1人では案件を処理できない

――弁護士、秘書、パラリーガルのそれぞれが、案件ごとに理想的なかたちでまとまっているんですね。

パラO

たとえば今も、あるファンドのドキュメントを作っている最中なのですが、関係各所から必要書類を集めて取りまとめるのが私の仕事です。そのプロセスで発生する弁護士への連絡事項や書類のやり取りを、それぞれの担当秘書の方に中継ぎしてもらうかたちですね。

弁護士O

いま話の出たファンドの案件では、最初のドキュメンテーションの部分をまずパラリーガルが担当し、それを弁護士がレビューしてフィードバックするという方法でドラフト作業を進めることがあります。その際、たとえば、進行について打ち合わせが必要になれば、そのスケジューリングを秘書が行なう、と。

秘書N

それから、弁護士の先生はオフィスにいない時間も少なくないので、不在の間のオフィスワークを全般的に担うのも秘書の役目ですね。

弁護士O

それは実は非常に重要で、秘書やパラリーガルの方との信頼関係があるから、安心して外へ出て行ける側面は大きいですね。助かっています。その意味では、アットホームでざっくばらんに皆さんとやり取りできる雰囲気は、私たち弁護士にとっても恵まれた環境と言えるんですよ。

秘書S

そう言っていただけるのは本当に嬉しいですね。

弁護士O

結局、法律事務所といっても、どんなに優秀な弁護士でも、1人では案件を処理できないですからね。弁護士も秘書もパラリーガルも、それぞれが高いクオリティで作業を遂行して初めて、良質のリーガルサービスを提供することが可能になるのだと思っています。