キャリアアップ・サポート
フロア単位での教育体制
専門分野に応じた座席配置
MHMでは、各専門分野における知識・経験の共有・蓄積を目的として、フロアごとに専門分野に応じた座席配置を行っています。若手弁護士は、あるフロアで一定期間執務にあたることで、当該フロアで主に扱われる業務分野の専門性を高めていくことができます。
フロアレビュー制度
各弁護士の持つ多様な個性を最大限生かした多角的な指導を可能とするため、若手弁護士の教育は、特定の担当者に固定するのではなく、主にフロア単位で、各フロアのパートナー弁護士が熱意と責任を持って行っています。その一環として、各フロアの担当パートナーが、定期的・継続的に、すべての若手弁護士の執務状況・成長度合い・将来に向けた希望等を確認しています。このようなプロセスは、フロアレビューと呼ばれ、個々の若手弁護士に合った案件配分やキャリアアップ・プランの検討に役立てているほか、若手弁護士への定期的なフィードバックを通じた丁寧な対話により、キャリアアップのサポートをしています。
執務スペースをともにする弁護士による重層的サポート
若手弁護士は、各フロアの担当パートナーによるキャリアアップ・サポートに加えて、同室・近隣の弁護士からも、日々のきめ細かいサポートを受けることができます。
プラクティスグループ(PG)
MHMの弁護士は、クライアントの最善の利益にかなうリーガルサービスを提供するため、高度な専門性を有し、常にこれを保持することが求められます。そこで、専門分野における最先端の知識・経験をタイムリーに共有し、弁護士間の相互研鑽により専門性を維持・向上させるための仕組みとして、専門分野ごとに「プラクティスグループ」(PG)が設置されています。
現在、MHMには約20ものPGが存在します。各PGでは、当該分野に精通する弁護士が、最先端の案件情報、判例情報や法改正の情報を共有すべく、定期的に勉強会を開催し、研究成果の発表、最新知識の共有等を行っています。
現在設置されているPGの例(順不同)
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会社法
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M&A
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ベンチャー/エクイティファンド
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コーポレート・ファイナンス/キャピタルマーケッツ
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アセットマネジメント/投信
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REIT
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ストラクチャード・ファイナンス
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金融規制
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競争法/独占禁止法
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知的財産権
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情報・通信
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企業刑事法務
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中国・アジア業務
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労働法
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税法
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エネルギー・インフラストラクチャー
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企業再生
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訴訟
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通商
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ロボティクス(自動運転・ドローン等)
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FinTech
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消費者関連法
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ウェルスマネジメント
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薬事
PGは、年次やフロアを問わない事務所横断的な制度であり、各弁護士が、自身の興味や関心に応じて自由に登録可能(複数PGへの登録も自由)です。若手弁護士にとっては、専門知識の習得とその成果の発表・共有を通じて専門性を高める場であると共に、自身の関心のある分野の業務に携わる契機の1つとしての機能も果たしています。