
秘書業務に必要なのは
多くのスキルよりも、高い
コミュニケーション能力。
秘書という言葉から、きめ細やかでレベルの高い仕事を求められるものとイメージする人が多いかもしれません。しかし実際には、常に人と関わり合いながら作業をこなす立場なので、他人とコミュニケーションを取るのが好きな人にこそ、適した職業だと思います。必要なのはスキルよりも気持ち。ぜひ、あまり構えずに、応募してもらえれば嬉しいです。
秘書業務に必要なのは
多くのスキルよりも、
高いコミュニケーション能力。
2004年入所。大学時代は法学部に在籍。卒業後は資格試験挑戦期間を経て、中途入所。
法学部を出ていることもあり、就活をすることに決めた時点では、法律事務所しか考えていませんでした。ただ、正直に言えば実際に入所するまで、森・濱田松本法律事務所がこれほど大きな事務所だということを、実はまったく知らなかったんです。おかげで思いがけず、刺激の多い日々を送ることができています。
もともとの希望職種は事務局だったのですが、縁あって国内秘書として採用していただくことになりました。いざ働き始めると、イメージしていた「秘書」とはまったく異なる業務ばかりで、いい意味でカジュアルで雰囲気のいい職場であることに驚いたものです。
ちなみにそれは「弁護士」という職業についても同様で、もっと私たちから遠いところにいる存在だと思っていたのに、若い弁護士も多く、いつでも気軽に話しかけてくれて、拍子抜けした思いすらあります。
渉外秘書も国内秘書も、どちらも弁護士のサポートをするという点では同じ職種です。ただ、サポートする弁護士の担当案件が異なるため、自ずと秘書が担う役割も変わってきます。たとえば、私が今担当している弁護士は訴訟案件が多く、自ずとそのための資料作成などが増えます。
クライアントに直接お会いする機会はほぼなく、基本的に陰で弁護士を支えるのが私たちの役割です。自分がこうした細かい作業に向いていると思っていたわけではありませんが、学生時代にノートを綺麗に書くのが好きだった性分が、いま生かされているのかもしれません。やってみると、ファイル作成なども案外楽しい作業で、どうすれば弁護士が使いやすい資料になるのか、常に考えながら手を動かすようにしています。
今日までこの事務所で働いてきて強く感じるのは、とにかく誰にとっても働きやすい環境が用意されているということ。残業が少ないため、単に余暇や趣味の時間を確保しやすいことに加え、女性の多い職場なので、子育てをしながらでも続けやすいのは大きな特徴だと思います。私自身、結婚した際に、仕事を続けるか否かで悩むようなことは一切ありませんでした。
この職場、この職業に求められる資質を挙げるとするなら、協調性でしょうか。仕事が立て込むタイミングでは、チームを問わず余裕のある人が手を貸してくれる土壌があり、横の連携を大切にしている職場です。そのおかげで、趣味に打ち込む人も、子育てをしている人も、誰もが働きやすい環境が出来上がっているのだと思います。
秘書業務に必要なのは
多くのスキルよりも、高い
コミュニケーション能力。
秘書という言葉から、きめ細やかでレベルの高い仕事を求められるものとイメージする人が多いかもしれません。しかし実際には、常に人と関わり合いながら作業をこなす立場なので、他人とコミュニケーションを取るのが好きな人にこそ、適した職業だと思います。必要なのはスキルよりも気持ち。ぜひ、あまり構えずに、応募してもらえれば嬉しいです。